【楽天経済圏を超えた?】Oliveとは?2023年3月から始まる、SMBC(三井住友銀行)が提供するモバイル総合金融サービスです。

Oliveアイキャッチ 資産形成

先日、三井住友フィナンシャルグループから個人向け金融サービス「Olive(オリーブ)」が発表されました。

3月から開始されるOliveですが、その内容が衝撃的でしたので分かりやすく記事にまとめようと思います。

個人的には、現在経済圏を活用されていない方は使うべきサービスだと思います。

ぜひこの記事でOliveを検討してみてください!

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モバイル総合金融サービス「Olive」とは?

Oliveとは、20233月に開始予定の三井住友フィナンシャルグループ(SMBG)が提供する個人向けの総合金融サービスです。

Olive概要
出典:PRTIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000279.000032321.html)

Oliveでは、今までの「銀行店舗での取引」を前提としたサービスではなく

「モバイルアプリ上の取引」を前提にした新たな概念のサービスを提供していくとのことです。

ここだけ聞くと、今までのネット銀行やネット証券と何が違うの?ってなりますよね。アプリで管理できるサービスは星の数ほどあります。

Oliveの特徴を簡単にまとめると

1つのモバイルアプリ上で管理できる取引の種類が、既存のサービスより格段に多いんです。

スマホにダウンロードしたOliveアプリとアカウントだけで

  • 三井住友銀行のデジタル口座管理
  • フレキシブルペイの管理
  • SBI証券
  • 保険サービス

これらのサービスを一括管理できるようになります。

Oliveサービス内容
出典:PRTIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000279.000032321.html)

今は決済アプリ・ネット銀行アプリなどサービスごとにアプリがあるので、いちいちアプリを起動させる手間がなくなります。

まさに、あなた専用にカスタマイズされた金融・保険の総合サービスというわけです。

いちいち銀行や支払いアプリ開くのが面倒なので、めっちゃ楽になりますね

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Oliveのサービス内容

Oliveはこれらのサービスが一括管理できます。

Oliveで一括管理できるサービス
  • 三井住友銀行のデジタル口座
  • フレキシブルペイを搭載したマルチナンバーレスカード(キャッシュカード機能あり)
  • SBI証券との連携
  • 保険ポータルサイト

1. ネット銀行のデジタル口座開設・管理

Oliveでは、三井住友銀行の諸サービスの手続きがアプリ上で完結し、キャッシュレス決済にも対応した店舗や窓口を持たないデジタル上の支店で口座を開設することができます。

既に三井住友銀行に口座を持っている方も、Oliveのお申込みにより、現在利用している口座で新たな決済サービス機能の追加や更なる特典の受取りが可能となります。

Oliveでは、三井住友銀行アプリ・Vpassアプリのどちらにもログインできる「共通ID(SMBC ID)」や「送金手数料の優遇」だったり

急な現金支払いにも対応できるよう「ATM時間外手数料の無料化」や「選べる特典」により、あなたの生活スタイルに適した口座へカスタマイズが可能です。

Oliveサービス内容
出典:PRTIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000279.000032321.html)

2. フレキシブルペイを搭載したマルチナンバーレスカード(キャッシュカード機能あり)

Oliveでは、Visaが開発した新機能を使用した「フレキシブルペイ」を搭載したマルチナンバーレスカードを発行します。

最近人気の三井住友カードですね。

このカードには、クレジット・デビット・Vポイント払いができる機能が備わっており

Oliveアプリで用途に応じてモードを切り替えて使用する。

という使い方になるようです。

フレキシブルペイ 概要
出典:PRTIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000279.000032321.html)

3. SBI証券との連携

Oliveでは、SBI証券と連携することでSBI証券サービスをOliveアプリから管理・操作を行うことができるようになります。

SBI証券の弱点と言われている、UIの使いずらさが一気に解決されるかもしれません。

SBI証券連携 概要
出典:Olive|キャッシュレスが見える、まとまる – 三井住友銀行
https://www.smbc.co.jp › kojin › olive

4. 保険ポータルサイト

Oliveに参画している保険会社の生命保険・損害保険をはじめ様々な商品を管理できます。

Olive保険サービス 概要
出典:PRTIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000279.000032321.html)

グループ会社の三井住友海上はもちろん、ライフネット生命とも連携しており

対面での相談をご希望される方については「マネードクター」のFPパートナーと連携し、ファイナンシャルプランナーによる保険相談の予約機能も用意するというサポートっぷり

保険はまだまだ対面販売や面談が主流なので、幅広い利用者層をサポートしていると言えます。

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三井住友カードはOliveを活用するために必須

Oliveを活用するには、いくつかのアイテムが必要になります。

Olive活用に必要なモノ
  • Oliveアプリ
  • Oliveアカウント
  • 三井住友カード(NL)

一番大切なのは、三井住友カードです。

三井住友カードは、三井住友カードが提供する券面にカード番号が記載されていないナンバーレス仕様でセキュリティ性の高いクレジットカードでVisaタッチ決済に対応しています。

一般・ゴールド・プラチナプリファードの3種類があります。それぞれ年会費やポイント還元率が異なるので注意して下さい。

Oliveフレキシブルペイ基本情報
出典:Oliveフレキシブルペイ(https://www.smbc.co.jp/kojin/olive-account/flexible-pay/)

既に三井住友カードゴールド(NL)を持っていて、年間100万円利用達成済みの方は

新規発行されるOliveゴールドカードも年会費が永年無料になります!

昨年達成されている方も多いので、利用者に嬉しい気配りですね。

出典:PRTIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000279.000032321.html)

Oliveが発表されたことにより、アプリでクレジットカード・デビットカード・Vポイント支払いの3モードに切り替えて使用できると発表されました。

Oliveフレキシブルペイの特徴

また、Oliveには「Vポイントアッププログラム」があります。

これは、SMBCグループの各社サービスの利用状況によって、対象のコンビニ・飲食店でタッチ決済利用時に最大+5%のVポイントを還元するサービスです。

Vポイントアッププログラムのサービス詳細
出典:Vポイントアッププログラム(https://www.smbc.co.jp/kojin/vpoint-up/)

住宅ローンは人を選びますが、Oliveアプリのログインなど達成しやすい項目もあるので活用しやすいサービスですね。

さらに既存サービスと組み合わせると、最大15%のポイント還元を受けることができます。

Vポイントアッププログラム 概要
出典:Vポイントアッププログラム(https://www.smbc.co.jp/kojin/vpoint-up/)

家族の登録があるので、完全に達成するのは難しいですが

SBI証券で投資をされている方であれば、8%程度はポイント還元が受けられるのではないでしょうか

対象店舗のタッチ決済に限られますが、かなりの還元率になりますね。

Oliveでは、三井住友カードに三井住友銀行口座キャッシュカード機能も付帯しているとのことなのでOlive開始後に専用の三井住友カードを発行することになるようです。

三井住友カードの詳細はこちらです!

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Oliveのポイント特典がアツい!でも注意点も・・・

Oliveでは、三井住友銀行の送金やATMに関する優遇や、銀行取引に応じたポイント付与はもちろん

  • ランク別特典として、お客さまのライフスタイルに合わせて特典を選択できる「選べる特典
  • ナンバーレスカードと同様に、ご利用金額に応じポイントを付与する「継続特典
  • 対象のコンビニや飲食店利用で最大15%還元となる「Vポイントアッププログラム

これらのOliveのランクに応じた特典が提供されます。

カードランクによって特典はこのようになっています。

カードランク特典詳細
出典:PRTIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000279.000032321.html)

また、Oliveでは決済内容に応じた特典と、取引内容に応じた特典の組み合わせによって対象のコンビニ・飲食店のご利用で一般カードやゴールドカードでは通常のポイント分を含んだ最大15%のVポイントを還元プラチナプリファードについては最大16%のVポイントを還元します。

具体例でいうとこのような内容です。

Oliveポイント還元 具体例
出典:PRTIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000279.000032321.html)

ただし、これらのポイント還元は対象のコンビニ・飲食店の利用時のタッチ決済だけ適用されます。

これらの店舗でタッチ決済しない限りは、いくらポイントアップしても意味がありません。

Vポイント加算対象店舗
出典:Vポイントアッププログラム(https://www.smbc.co.jp/kojin/vpoint-up/)

僕は、このポイント還元が唯一のデメリットと感じました。

いくらポイント還元率が高くても、日常生活の使用でポイント還元が発生し無ければ意味がないと考えているからです。

今のところコンビニや飲食店ばかりなので、ドラッグストアなどの小売店やガソリンスタンドなど

日常で利用する店舗が増えてほしいですね。

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まとめ

SMBCからOliveというかなり魅力的なサービスが発表されました。長く付き合える経済圏を探していた方には、大きな選択肢になるかもしれません。

大切なのはこちらの3点です。

  • Oliveは決済・金融資産・保険をスマホアプリで一括管理できるシステム
  • 三井住友カードと連携し、多様な決済モードを利用できる
  • Vポイントアッププログラムのポイント還元対象は対象店舗のタッチ決済のみ(その他の支払いは0.5~1%還元)

Oliveは今までの経済圏に無い、金融サービスに特化した包括管理サービスです。

特にフレキシブルペイは今まで無かった決済システムなので、実際の使い勝手や注意点はリリースされてから判断するしかありません。

個人的には、ポイント還元対象店舗が飲食店以外まで広がってくれば、楽天経済圏と同等かそれ以上のサービスに昇華する可能性があると思っています。

リリース後の反響次第であり得るかも知れませんね。

2024年の新NISA開始もあるので、SBI証券を擁するOliveの動向には今後も注目です。

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