本記事では、相続の始まりである大切な人との別れと死亡届・死亡診断書についてお話していきます。
今回お伝えしたいのは、大切な人との別れは本当に突然、あっけなく、やってくる
そして、死亡届・死亡診断書は大事ということです。
小学生の時にお袋を亡くしていた僕は、父子家庭で育ちました。
親父とはまあまあ仲は良かったと思います。
20歳の誕生日にはいいお店にお酒を飲みに連れて行ってもらったり
僕も初任給は腕時計をプレゼントしましたね。
とても喜んでくれてことを覚えています。
始まりはあっけない
僕が相続人になったのは、22歳の冬の日でした。
一緒に祖父母の家へ帰ったときは、少し落ち込んでいるように見えましたが
こうなるとは思っていませんでした。
ある日の深夜、僕のスマホの電話が鳴りました。
病院から、「親父が意識不明で発見され、救急車で運ばれてきた」とのことでした。
すぐにタクシーで病院へ向かいました。
救急外来へ着いて、お医者さんに呼ばれCT画像や診察結果を色々説明されましたが
正直、内容は覚えていません。
親父は亡くなってしまったのだとはっきり分かったのは、霊安室で故人の確認をした時でした。
これからどうしよう、何でこんなことになったのか
頭がいっぱいになり、涙は出ませんでした。
ここで大事なのは、すぐに家族や親戚・頼れる大人へ連絡するということです。
この先、お葬式や火葬・相続を1人だけで進めていくのは正直難しいです。
僕は叔母さん数人に連絡を取り、夜中にも関わらず病院まで来てくださいました。
到着した叔母さん達と会えた瞬間に、緊張が切れたのか
そこで初めて号泣したのを覚えています。
「死亡届・死亡診断書」とても大事
この時、病院から相続の第一歩となる超重要な書類を手に入れます。
それは、「死亡届・死亡診断書」です。
![](https://fsuwa.com/wp-content/uploads/2022/11/ca7db73399b6d42f0d47893efa83cdf7-1024x724.jpg)
左側が死亡届(遺族が記入する)、右側が死亡診断書(医師が記入する)となっています。
自治体によっては別紙に分かれていることもあるようです。
この書類から全ての相続手続きが始まっていきます。
再発行も地味に数千円かかってしまいます。
突然の出来事に憔悴しきっているとは思いますが、絶対に無くしてはいけません。
次回は
次の記事では、お葬式や役所への届け出について書いていきたいと思います。
ここも不安な方が多いと思うので、わかりやすくお伝えできるように頑張ります!
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