こんばんは、ふみです。
今回からは、いよいよ相続の申請をしていきます。
僕が相続した財産は
- 預金
- 自家用車
- 死亡保険金
- 死亡退職金
この4つしかありません。
親父が賃貸暮らしだったこともあり、不動産や土地の相続はありませんでした。
僕の解説では不動産や土地の相続手続きは解説できませんので
不動産と土地の相続に関しては、詳しく解説しているサイトを案内しようと思っています。
まとめて解説しようとすると、ボリュームが大きすぎるので
資産ごとに解説していきます。
今回は、誰もが相続するであろう預金・有価証券(株式や債券)の「金融資産」のお話です。
相続財産の洗い出しで通帳やネット銀行・証券のアプリを見つける
まずは故人の遺品から預金通帳や証券会社の郵便
スマホからネット銀行・ネット証券のアプリを見つけましょう!
数ある金融機関の中から、故人が資産を保管している金融会社を把握しましょう。
預金口座は取引が無いまま10年経つと「休眠預金」となり、預金保険機構に移管されてしまいます。
金融機関の洗い出しは、一度見逃すと見つけることはほぼ不可能なため
きちんと探しておきましょう!
相続財産の洗い出しについては、こちらの記事で解説しています。
また、ネットが普及した現在ではネット銀行やネット証券を使っている方も多いと思います。
もしもの時に、相続人がスマホを確認できるようにしておくのも大切です。
パスワードが分からなければ、いったん初期化してから
バックアップで復元する方法がありますので、参考にして頂ければと思います。
10年前ならともかく、現在ではネット銀行やネット証券を利用している方も多いので
スマホを確認できるかどうかがカギだと思います。
金融機関・証券会社のホームページで相続手続きの方法を確認する
次に預金や株式がある金融機関のホームページで
相続手続きの方法を確認しましょう。
実店舗のある金融機関は、死亡届・戸籍謄本・預金通帳があれば
店舗に行って相続手続きできます。
参考として、大手金融機関の相続手続きのリンクを記載しておきます。
実店舗を持つ都市銀行とネット銀行です。
また、故人が株式や債券を運用している場合、証券会社にも資産があるかもしれません。
どの金融機関も、相続手続きについての専用ページが設置されています。
どれもわかりやすいので、もしもの時でも安心ですね。
相続財産の洗い出しが終わったら
口座のありそうな銀行・証券会社の相続手続きのページを確認し、必要な書類の準備をしましょう。
書類の準備が終わったら銀行の窓口や郵送で預金等の振り込み請求をしましょう。
預金は金融機関で手続き後、指定した口座に振り込まれます。
また、証券会社は手続き後に有価証券の売却・出金が可能となります。
預金や有価証券は相続税の計算に関わりますので、振り込みに関する資料は
必ず保管しておくようにしましょう!
実印の作成と印鑑証明書を取得しておこう!
いよいよ相続手続きを始める際には、実印と印鑑証明書が必要になります。
持っている方も多いと思いますが、若い方向けに解説しておきます。
実印とは、市町村に登録した印鑑のことです。
みなさんが郵便の受け取りやサインで使うシャチハタの「認印」とは別に
重要な契約の時に使う大切な印鑑です。
相続手続きも重要な契約なので、実印を使用します。
実印にしたい印鑑を市町村役場に持っていき
「印鑑登録」をすることで実印と印鑑証明書を取得できます。
ただし、実印にできる印鑑には条件があります。
1.に関してはこんなイメージです。
https://namae.kaiunya.jp/2013/12/inkantouroku/
4.に関しては、フルネームでも、名前だけでも大丈夫ということです。
将来離婚するかもしれないと考え、名前だけの実印を作ってらっしゃる方もいました。
各金融機関の相続手続きを見たところ
実印と印鑑証明書は必須ですので、持っていない場合は必ず作っておきましょう!
まとめ
今回は金融資産の相続手続きについてお話しました。
大切なのはこの3点です。
- 相続財産の洗い出しで通帳やネット銀行・証券のアプリを見つける
- 口座のある金融機関・証券会社のホームページで相続手続きの方法を確認する
- 実印と印鑑証明書を取得しておく。
必要な書類として、「実印」・「印鑑証明書」・「故人と相続人の戸籍謄本」があれば
相続手続きを進めることができると思います。
また、相続手続きに必要な「戸籍謄本」をまだ取得していない方は
こちらの記事で集め方を解説しています。
参考にして頂ければと思います。
次回は
次回は、生命保険の死亡保険金について解説していきます。
金融資産に次いで、相続する方が多いと思いますので
僕の経験から注意点などお話していきます。
それではまた!
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